「楽器店員が、新入生勧誘のレクチャー!?」
イケガクの平山です!
今回は私がこの時期にお送りしている新歓セミナーについてお話させていただきます。そもそもなぜこのようなレクチャーが開始されたのでしょうか?
私が新入社員で入社した当時、ほとんどのマンドリンクラブが私の現役時代に比べて部員が減少している状況を目の当たりにしました。
初めて新歓セミナーを実施したのは、2012年2月でした。
ある大学の部員の方から、「平山さん、新入生がなかなか入部してもらえなくてとっても困っています。助けていただけないでしょうか?」ということを相談されました。
まさか楽器店に入社して新入生勧誘の相談を受けるとは思ってもみませんでした。
しかし社長に相談したところ、
「イケガクはマンドリンのある生活を楽しむお客様が、よりよいマンドリンライフを送れるようお手伝いすることが仕事なので、しっかりとご対応しなさい」と背中を押してもらいました。
手探りで始めたセミナーでしたが、開催した学校様から当時2年~4年生で10人にも満たなかった部員数に対して、新入生が8人入部したという報告を聞いた時、とても嬉しかったことをよく覚えております。
新歓セミナーとして開始以降、おかげ様で毎年開催をご依頼いただくことができ、現在会社全体で約70回を超える人気のセミナーとなりました。
このセミナーの目的は「部員増加」を目的にするのではなく、
「クラブに所属されている皆さまが自分のクラブの魅力を伝えられるよう、明確に自己紹介できるきっかけをつくること」
としております。
理由としては新入生の勧誘活動は「クラブの自己紹介」をしていると感じたからです。
また明確に自己紹介をするためには、自分のクラブにどのような魅力があるかを再認識していただき、それを発信することが必要だと考えました。
そのため、セミナーの前半は「自分のクラブを知ろう」をテーマに色々なワークに取り組んでいただいております。自分のクラブの良いところや大変なところも含めて、クラブの理解を深めていただくためです。
セミナーの後半部分は「実際に勧誘をするときに意識をすること」についての内容となっており、新入生に対しての具体的な勧誘方法の例などをご紹介しております。
私共のセミナーを受講したら必ず部員が増加します・・・!!!
というお約束はできないのですが…
皆さまが所属しているクラブの魅力を再認識するきっかけとなり、自分のクラブを明確に自己紹介していただくお手伝いができましたら幸いです。
本来新入生勧誘のためのセミナーとして始めたものですが、受講いただいたお客様からはなぜか「就活で役に立ちました!」というお声も頂いており、年々このセミナーの役割の幅も広がっているように思えて、大変嬉しいです。
新歓でお悩みのクラブの皆さま、よかったら一度新歓セミナーを受講してみませんか?
平山豊(ひらやまゆたか) プロフィール
日本大学マンドリンクラブにて大学2年からマンドロンチェロを始める。
当初、金融関係の会社に勤めており、支店長を目指して仕事に取り組んでいたものの、マンドリンのことが頭から離れなかったため、5年後に転職を決意し2012年5月イケガク入社。
現役時代部員の減少で苦労した経験を元に新入生勧誘の考え方と勧誘方法の基礎を独自に製作。
新歓セミナーは2013年よりスタートし、これまでに平山単独で約50回新歓セミナーを開催。
現在は営業主任として営業全般の責任者として営業兼後輩の成長のフォローに注力している。
過去のセミナー実績
「楽器購入レファレンス 分割払い購入編」
「目上の方や外部の方と応対をするときのコミュニケーション心構え」