マンドリンクラブのギターパートのお話 ~爪編~
いつもブログをお読みいただきありがとうございます!
イケガクのギター担当、名取です。
今回はマンドリン部のギターパート&ギター合奏経験者として、初心者の方向けに「爪」に関するお話をしたいと思います。
私自身、中学校でフォークギターをはじめ、高校でマンドリン部のギターパート、大学でギター合奏を経験し、まさしくギター三昧の学生生活を送っていました。
そんな私が大人になり、クラシックギターのレッスンに通いはじめて真っ先に思ったこと、それは
もっと早く教わればよかった…
これです。これに尽きます。
長年ギターを続けてきて自分なりに試行錯誤してきたのですが、やはりプロに教わるのとはまったく違いました…
私の場合、レッスンではまず右手・左手ともにフォーム、爪の作り方など基礎から見直すことになりました。(大変でした)
肌感覚にはなりますが、クラブ活動の場合ちゃんとギターを教えてもらえることって少ないような気がします。
高校時代、爪切りの裏側についているめちゃくちゃ粗いヤスリだけで爪を削って演奏していたのも今思い返すと恐ろしいです…(その後先輩にきちんと教えてもらいました)
今はオンライン開講のレッスンもあるので、迷われている方はぜひ1度体験してみてください!
前置きが長くなりましたが、今回はそんな爪のお手入れについてお話をしていきたいと思います!
マンドリンクラブの場合、「そもそもギターって爪で弾くの?」という声を耳にすることがあります。
YouTubeにはプロの方が爪の形や削り方について説明している動画が国内外に無数にありますが、イケガクではまず「なぜ爪が必要なのか」という点に絞って解説いたしました!
実際に「指の腹(肉)で弾いた音」と「爪で弾いた音」をこちらからお聴き比べいただけます↓↓
爪で弾いた方が大きくクリアな音になり、かつ色々な音色が出せて音楽の表現力がぐんと上がったのではないでしょうか?
※表現の一環として爪を使わない音を出すこともあります
また、爪はただ伸ばせば良いというものでもなく、日ごろのお手入れが必要になります。
それでは爪のお手入れをするとどれくらい違うのか、比べてみました↓↓
ガサガサの爪とつるつるの爪では音色が全然違うのがお聴きいただけると思います。
加えてガサガサの手入れをしていない状態では弦も傷んだり、爪が欠けやすくなったり、弦が引っかかって弾きにくかったり、本当にいいことがありません。
動画で使用したこちらのヤスリだけでもかなり音が変わりますので、お手入れをあまりしていない方はぜひ試していただけばと思います!
イケガク インターネットショッピング / GSサンドペーパー (つめみがき)
今回の動画にはありませんが、形を整えるために金属製のヤスリも持っておくことをおすすめします。金属ヤスリで形を整え、紙ヤスリでつるつるに磨くイメージです。
イケガク インターネットショッピング / ヘンケルス ネイルファイル
ガラス製ヤスリも良いですが、落とすと割れてしまうので要注意です。(高校時代何本ダメにしたか…)
最近ではプロギタリストもYouTubeで爪の解説をされていて、ファンには嬉しい限り。
ぜひチェックしてみてください!
筆者:名取 建
1993年生まれ。中学校でフォークギターを始めたのをきっかけにマンドリンクラブがある高校に進学。
マンドリン、ギターに限らずアルトサックスやコントラバス
ビギナーの気持ちを忘れず、これから楽器を始める方に最高の出会いを届けるため日々奮闘中!